2011-01-01から1年間の記事一覧

■前に進むと言うこと

「ここまで血の流れに踏み込んだのだ 引き返そうったって、そう楽なことじゃない むしろ渡ってしまったほうがいい」 (「マクベス」シェークスピア) 新しいことをしようと思うと困難に突き当たる。 しばしば、前のほうがよかったとか、なぜこんなことをしな…

■ヒーローと意気地なし

ヒーローと意気地なしは何が違うのか?違いはないのだ。何をするかだけだ。 両方とも同じことを感じる。両方とも死ぬのや傷つくのが怖い。 臆病な人間は、自分が直面するはずのことに果敢に立ち向かうことを拒否する。 ヒーローは、もっと訓練されていて、そ…

■Suffering is optional

「Pain is inevitale. Suffering is optional. =痛みは避けがたいが、苦しみは自分次第 (村上春樹)」 日曜日に高知・四万十で行われた100キロウルトラマラソンに 出てきました。結果は11時間13分で無事完走。何とも貴重な経験が できました。この件はまた…

■脱コンフォートゾーンのすすめ

「ぼくもシリコンバレーに来て14年経ちましたけど、 あそこの荒っぽい文化としては、 全員をコンフォートゾーンじゃないところへ 強制的に追い込むんですよ。 そうすると突然変異が出るというメカニズムで。 (梅田望夫 X 糸井重里)」 コンフォートゾーンと…

■「冬」の時だからこそ・・・

「何も咲かない冬の日は下へ下へと根を伸ばせ。 やがて大きな花が咲く。(後藤清一)」 Qちゃんこと高橋尚子選手の座右の銘で有名になったこの言葉は もともとは元三洋電機の副社長であった故・後藤清一氏の言葉とか。人間誰でもいいときと悪いときがある。…

■無我夢中の意味

「『僕はがんばっている』とか『私はあんなに一生懸命やったのに』 といっている限りは、不十分。 『無我夢中』の言葉通り、真に集中しているときというのは我がない。 そういう状態でこそ『シンクロニシティ(=偶然だが意味のある出来事) は起こる。(田…

■判断をするうえで一番重要なこと

今日は、最近僕が強く感じ入ったある人のコメントから。 「AかBかどちらを選ぶのか、というのは2番目に大切なこと。 1番大切なのは、どのような心理状態で選択するかということ。」 (田坂広志) 自律する組織になればなるほど、一人ひとりが判断をする機会…

■「未来を拓く君たちへ(田坂広志)」

菅内閣のブレーンであり、ソフィアバンクの代表。社会起業家フォーラムを主催しながら、詩人であり哲学家である田坂氏の著作を読んだ。昔から田坂さんのお名前はよく聞いていたが、著作や講演というものに触れるきっかけがずっとなかったのだが、田坂さんが…

■「新興国発超優良企業(原題:Globality: Competing with Everyone from Everywhere for Everything)」を読む

図書館で借りてきた「新興国発超優良企業(H.L.サーキン他)」を読む。タイトルだけ見て借りたのだが、これが非常に良い。久々に大ヒット​。 日本企業の「グローバル化」の必要性が問われて久しいが、感覚としてドメスティック事業の輸出レベルにとどまって…

■4Sチェック

前職で教わった「良い戦略策定のための4Sチェック」。Selective、Sufficient、Sustainable、Synchronized。思考停止に陥らないために、徹底的に問い続ける。 (1)Selective:代替案と比べてどこが優れているのか?そもそも代替案を持ってこないケースもあるよ…

■フォトリーディング(1か月経過)

フォトリーディングを始めて1か月。これまで1日1冊・・・とまではいかないまでも、3日に2冊のペースで本を読み続けている。本を読むスピードが速くなったかと言われると確かに速くなったものの、10倍とまではいってないかな。 Webなどでの体験記などを見てい…

■モヤモヤの原因

ちょっとだけセンシティブなお話を。 3.11以来ずっと続く原発推進派と反対派の議論。議論でおわりゃいいのに、最近は批判合戦、誹謗中傷へとエスカレート。論調もヒステリー気味なのが多い。最近は「鷲巣さんはどう思う?」と意見を聞かれるようにまでなった…

■フォトリーディング

どうしても時間がない。でもインプットは増やしたいし、自分のカバーする領域も広げたい・・・ということで、短絡的にいきついた結論が「本を速く読む技術を身につける」ということ。速読術というのは結構いろいろなバリエーションがあるらしいが、著名な方…

■「失敗の本質」

このGWはがっつりと仕事が組み込まれている。でも、周りがお休みということもあり、自分の時間が結構取れそうなので、机に積みあがった本を一つ一つ読んで過ごそうかな、なんて思っている。 その第一弾として先ほど読了したのが野中郁次郎先生をはじめとする…

■「知的資産」評価

恥ずかしいことを告白します。 会社の財務責任者(CFO)をやっていながら、株式投資や為替の見極めが非常に下手です。これまで個人で購入した株式や外貨預金で収益を上げたことはありません。極論すると自分が買った銘柄はその後ずるずると下落してゆき、損…

■全社会議雑感

当社では3カ月に一度のペースで全社会議を行っている。会社の現状の報告をしたり、今後の方向性や戦略を確認したり、その中で個人と組織のベクトル合わせをする、という重要な意味合いがあると思っているので原則は全員参加。とはいえ、2009年11月に一緒にな…

■仕事で悩んでいる人へ

自分のキャパを超えた仕事を与えられて、アップアップになっている人へ。 確かに大変だと思う。毎日毎日、夜遅くまで、時には休日も仕事仕事・・・ そんな状況で人の言うことなんてあまり聞きたくもないし、素直にもなれないし、 ましてや余裕のある人から、…

■あれから3カ月

今日は4月1日。新しい年度の始まりだ。 12月末で希望退職という形で組織縮小・事業再編をしてから早くも3カ月。その後スタッフみんなの仕事の量が目に見えて激増した。そんな中でもやりぬく覚悟を持って一生懸命責任感を持って取り組んでくれた結果、しっか…

■ターニングポイント

2011年3月11日。この日を境に日本は変わる。それはこの1週間の動きを見ていてまず間違いない。 まずリーダーが代わる。この1週間、日本において実質的なリーダーシップをとった人間は、ポジションや公的な役割とは全く関係ない。むしろそうした「平時のリー…

■教えるということ

昨日どこかのテレビ番組でフィギュアスケートのコーチである山田さんの特集が組まれていたようですね。 今は村上カナコちゃんのコーチ、かつては伊藤みどりさんや真央ちゃんのコーチでもあった山田さん。見た目はすごく怖い印象があったのですが(失礼!)、…

■ソーシャルメディアな2月

facebookを本格的に使い始めて数か月。だんだんと自分の生活がソーシャルメディアなくしては過ごせなくなってきたが、それを実感したのがこの2月であった。 (1)まず情報のとり方が変わった。かつてはテレビやネットでもYahoo!やGoogleといったポータルから…

■リーダーになる(ウォレン・ベニス)

読書会第二弾の課題図書はウォレン・ベニスの「リーダーになる」。 アメリカ人によるリーダーシップ本は何冊か読んできたけれども、これはその中でもベストの部類に入ると思う。 ここ最近、周りから求められる自分の役割というものを意識しすぎて、なかなか…

■高校の同窓会に行ってきた

先週の土曜日に高校の同窓会が開かれるということで故郷の静岡に一時帰省した。 帰省といっても土曜日の昼過ぎに京都から新幹線に乗って静岡に向かい、その日一泊して翌日始発の新幹線で関西に戻るというあわただしいスケジュール。おまけに同窓会の開始時間…

■「大手町ニュースカレッジ」で講演をしました

先週の木曜日、ONE BRANDさんのご紹介で産経新聞が主催する「大手町ニュースカレッジ」で講演をする機会をいただいた。ペット関連で起業をしたり、起業直後で悩んでいる人たちを対象としたセミナーということで、どちらかというと当社は愛犬家に向けたホリス…

■リーダーになる人に知っておいてほしいこと(松下幸之助)

ベンチャー企業であるためには「変革」し続けなければいけない。そうでなければ単なる中小企業に終わってしまう。僕たちには夢がある、目標がある。こんな現在の状況で立ち止っていることは本意ではない。 「変革」は人が起こすものだ。だからこそ、組織全体…

■本物に触れる

仕事がてんこ盛りなのはわかっているのだが、「心の洗濯」と称して、金曜日の午後からお休みをもらい西宮北口へ向かう。1月の初旬に今年の目標として「月二回は芸術に触れる」と宣言したが、今回は2月になって初回の芸術鑑賞。お目当ては駅前にある兵庫芸術…

■「History」は誰にもまねできない

金曜日の夜ご飯は、神戸三宮にある「てじ八菜」の韓国料理。最近有名になりつつある「みやじ豚」が食べられる関西で唯一のお店ということで、プラスリジョン社長の福井さんがチョイス。この日は福井さんを慕っていろいろな人たちが集まるということで、楽し…

■嫌われない≠好かれる

当社は楽天にもお店を出しているが、そこではお客さまからのお店に対する評価というものが「店舗レビュー」という形でフィードバックされる。 当社の評価は5点満点中4.67点。特に当社が大切にしているホスピタリティに該当する「スタッフの対応」で4.71点、…

■Looops TVをみた

昨日In the looopの斉藤さん主催によるUST番組「Looops.TV」を拝聴した。昨日が記念すべき第1回目の番組ということで、斉藤さんの中学高校の同級生という電通の佐藤尚之さんがゲスト出演した。佐藤さんと言えば「さとなお.com」で有名なブロガー(という表現…

■「kanji-jp」が面白いと思った理由

先日私のブログにコメントを下さった方が「kanji-jp」というサイトを運営している。書家の方々の書かれた漢字をデジタルコンテンツとして世界中に発信する、というビジネス。ものすごくシンプルなんだけど、単純に感覚として「面白い!」と思ったし、このエ…