■4Sチェック

前職で教わった「良い戦略策定のための4Sチェック」。Selective、Sufficient、Sustainable、Synchronized。思考停止に陥らないために、徹底的に問い続ける。


(1)Selective:代替案と比べてどこが優れているのか?そもそも代替案を持ってこないケースもあるよね。決め打ちのシングルオプションしか持ってこない。思考停止。目的達成のためには別のアイデアもあるのにそれが見えていない。


(2)Sufficient:そもそもそれやったら目的・目標は達成できるの?単に目の前の問題を先送りしたり、隠したり、目標をあきらめているだけなんじゃないの?目標達成できない戦略なんて、やらないほうがまし。ゼロベースで考え直すべき。


(3)Sustainable:継続性はあるの?短期的に何とかなる、のではなく、変化しつつある市場環境や競争環境の中でもずっと効果を上げられ続ける計画になっているのか?


(4)Synchronized:他の戦略、戦術、施策と相乗効果があるか?単発ではなく、他の要素と組み合わさってパワーを増すことができるか?それができないとしたらまだ思考のレベルが足りない。もっと脳味噌から血が出るくらい考えないと。


そんな風に思考を要求し続けると、「・・・自分は頑張っているのに・・・もっとやれってことですか・・・」なんて反応が出てくる。それを許してしまうと「Best Effort Basis」から抜け出せない。やっぱり「Get Things Done」じゃなきゃね。Best Effort Basisの人にとって見ると、乗っているバスが違うのだと思う。いいとか悪いとかではなく、このバスは7年後に200億円の売上を200店舗のお店で達成しようとするリーダー達が超スピードで走っているバス。各駅停車でゆっくり行きたいなら、乗るバスがそもそも違う。


ちなみにこのバスにはだれでも乗れます。そのビジョンに向かって走り続けたいという気持ちと、やり遂げるための能力開発をするコミットメントがあれば。ちなみのそのバスからはいつでも降りれます。ビジョン達成に向けて自分では無理とあきらめたら。僕らが決めるんじゃない。自分で決めるんです。