■「大手町ニュースカレッジ」で講演をしました

先週の木曜日、ONE BRANDさんのご紹介で産経新聞が主催する「大手町ニュースカレッジ」で講演をする機会をいただいた。ペット関連で起業をしたり、起業直後で悩んでいる人たちを対象としたセミナーということで、どちらかというと当社は愛犬家に向けたホリスティックケアについてのレクチャーをすることを主体としていたので、こうしたビジネス的なアプローチをするのはまれ。特に私はカラーズ社を背負って講演をする機会というものがこれまでほとんどなかったので、どんな感じの講義になるのか、内心ドキドキしながら会場に向かった。


大手町の産経新聞本社の7階にあるセミナー室には、20名ほどのペット関連ビジネスを起業した人、起業したいと思っている人たちが集まっていた。当社が行っている通信教育講座「ホリスティックケア・カウンセラー養成講座」の受講生の方々も多く参加してくださっていた。本当に私ごときのお話を聞きに来てくれて感謝です・・・


ONE BRANDの三宅さんの司会進行で、簡単な自己紹介をした後に私のほうからレクチャーを始める。タイトルは「ペット関連店舗 勝ち残るためのブランディング 〜想いをベースにしたONE&ONLYな店作り〜」。ご存知の通り、私は管理畑だし、そもそもカラーズ社自体が「勝ち残る」レベルにまではまだ至っていない、中小企業の域を脱していない会社である。テーマは多少大げさかな、とも思ったけれども、出来ることは自分が話せることを一生懸命お話しすること。つまり、

 ・「カラーズ社の10年間の経緯」
 ・「10年の中で一貫して持ち続けた信念」
 ・「鷲巣からみて、ペット関連企業を運営する際に必要だと思うこと5つ」

という3点を具体的な事例を織り交ぜてお話をさせていただいた。


細かい講義内容はまた機会があればその時に詳しく書くとして、この講義の機会をいただいて強く実感したのが、ペット業界に入ろうとする人たちの強い意思や志はカラーズ社と非常に似ているケースが多いということ。講義では「講義する人」「講義を受ける人」であったけれども、その共通項を束ねてパートナーシップを作る仕組みができれば、みんなで業界を動かす大きな仕事ができるな、ということ。


講義というのは単に知識や知見をGive & Takeするだけの場ではないんだな、と再発見。そこに共通で持つ「意思」があるのであれば、「ねえねえ、僕たちこんなこと考えているんだけど、一緒にやらない?」という共感を得るためのプレゼンテーションの場になりうるのだ。


機会があればどんどんこんなレクチャーををしていきたいですね。