読書日記

【読書日記】トランジション〜人生の転機を活かすために (W.ブリッジズ)

最近は習慣化ならぬ「週刊」化しておるつぶやきでございます(苦笑)。なかなか本を読む時間を見つけるのも大変なほど、まあいうなれば充実した毎日を送っているのですが、先日ビジネスコーチに紹介してもらった本がなかなかおもしろかったので皆さんにもご…

【読書日記】なぜ人と組織は変われないのか(ロバート・キーガン)

もう9月も終わりですね。僕にとってこの9月は仕事もプライベートも非常に充実したものでしたが、このインプットをアウトプットに結び付けられるよう2014年の残りをがんばりたいと思います。さて、9月初旬に参加したINSEADのHigh Impact Leadership Programと…

【読書日記】USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか?

「USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか?(森岡毅)」を読む。USJの業績をV字回復させた立役者である著者のこれまでのビッグヒットの舞台裏とアイデア創出のフレームワークがまとまった本。非常に面白く、あっという間に読了。 アイデアを生み…

【読書日記】99%の絶望の中に『1%のチャンス』は実る

昨晩は織田フィールドで5000mタイムトライアルに参加してきました。19分14秒でベスト更新ですが、もともとの目標は18分台。6月までに18分台前半、ハーフで90分切りして、夏場耐久力をつけて、秋シーズンで3時間ぎり・・・という計画でがんばります。 さて、…

【読書日記】経営パワーの危機―会社再建の企業変革ドラマ

久しぶりに「経営パワーの危機―会社再建の企業変革ドラマ (日経ビジネス人文庫)(三枝匡)」を読む。3月からの新しいお仕事の準備として読み直すが、またしても三枝ワールドにはまる。 企業再建の修羅場を何度も繰り返し経験した著者の記述は、ノンフィクシ…

【読書日記】決断の条件

「決断の条件 (新潮選書)(会田雄次)」を読む。西洋史学を専門とする著者による、決断に関する指南書。マキャヴェリ、韓非子、孫氏といった偉人の言葉をもとに、著者の解釈によって見事な見解として昇華されている。 これがなかなか面白い。決断をすること…

【読書日記】嫌われる勇気――自己啓発の源流「アドラー」の教え

「嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え(岸見一郎・古賀史健)」を読む。これはなかなかおもしろかった。 フロイトやユングと並ぶ心理学の権威であるアドラーの心理学を、哲人と青年の対話という形でわかりやすく説く。アドラー心理学の根本は…

【読書日記】未来を変えるためにほんとうに必要なこと――最善の道を見出す技術

このブログもすっかり空いてしまいました。インフルエンザにやられてしまいまして・・・熱は引いたのであと少しの辛抱です。皆さんもお気を付けください。さて、久々の書評です。 「未来を変えるためにほんとうに必要なこと――最善の道を見出す技術(A.カヘン…

【読書日記】東海道五十一駅

「東海道五十一駅(小谷野敦)」を読む。軽快な文章、読みやすい展開。だが読み進めるにつれ異様な感覚に包まれる。普段の僕ならこんな本には絶対に手を出さない。あれ?なんでこの本買ったんだっけかな?と、思い出してみると、一橋大の楠木先生がツイッタ…

【読書日記】中国という蟻地獄に落ちた韓国

こういう時代なので「中国という蟻地獄に落ちた韓国(鈴置高史)」を読む。 2013年初めの前著作に引き続き、昨年11月に発行された最新版。概ねの論旨は前作同様、韓国の反日卑日政策は、米中という二大国に対する「二股外交」するうえでの都合のいい言い訳だ…

【読書日記】知の武装

「知の武装: 救国のインテリジェンス (新潮新書 551)(手嶋龍一・佐藤優)」を読む。 日本屈指のインテリジェンス二人による対談。テーマはアメリカ、ロシアを含めた日中韓朝台の東アジア情勢、および日本のインテリジェンス復権について。鋭い切れ味で普段…

【読書日記】諦める力 〈勝てないのは努力が足りないからじゃない>

昨晩ハワイから戻ってきました。ホノルルのエージェントとの打ち合わせでは大いに盛り上がり、その後彼がハマっているという瞑想をやることに。予期不能というのが海外とのやりとりの面白いところですね。今日から原状復帰です。 さて、行きの飛行機の中で一…

【読書日記】中国に立ち向かう日本、つき従う韓国

こういう現状なので「中国に立ち向かう日本、つき従う韓国(鈴置高史)」を読む。著者は日経ビジネスオンラインで朝鮮半島に関するタイムリーな記事を定期的に書いている新聞記者。若干バイアスが入った物言いだが、それでも事実関係を押さえるとこの東アジ…

【読書日記】靖国問題の深層

こういう現状だからこそ、しっかりと靖国問題を理解したいと思い、「靖国問題の深層 (幻冬舎ルネッサンス新書)(三土修平)」を読む。 著者のスタンスとしては、公人の靖国神社参拝に関しては懐疑的な意見を持っているようだが、その個人の主張は別にして、…

【読書日記】新しい市場の作り方−明日のための「余談の多い」経営学

神戸大の怱那先生がご紹介していた書籍のご紹介です。事業創造において参考になりました。 「新しい市場のつくりかた―明日のための「余談の多い」経営学(三宅秀道)」 もはやビジネスを作るのに技術や商品力だけが重要だという認識はないと思います。でも実…

【読書日記】ウォートン・スクール ゲーミフィケーション集中講義

尊敬する先輩の三ツ松さんが監訳をした「ウォートン・スクール ゲーミフィケーション集中講義(K.ワーバック、D.ハンター)」を読む。2014年現在周りを見渡してみれば、ソーシャルゲームのみならず、SNSアプリ、ロイヤリティ育成プログラムなど、考えてみれ…