【読書日記】ウォートン・スクール ゲーミフィケーション集中講義

尊敬する先輩の三ツ松さんが監訳をした「ウォートン・スクール ゲーミフィケーション集中講義(K.ワーバック、D.ハンター)」を読む。2014年現在周りを見渡してみれば、ソーシャルゲームのみならず、SNSアプリ、ロイヤリティ育成プログラムなど、考えてみれば"ゲーム性"を付与して顧客の行動を促すケースを多く目にする。それを「ゲーミフィケーション」という新しいコンセプトで表現するが、そのメカニズムや可能性、そして限界や危険性を網羅した本。もちろん顧客の購買行動に対する働きかけだけでなく、組織内で働くスタッフの自律性を高めたり、”人が動かす”領域においては示唆に富む見解がたくさん。

結局僕らは人と繋がって価値を生み出しているからね。その傾向はSNS時代もっと強まっていくだろうし。そういう時代において、これは参考になる。