企業家社会に向けて

本日は研修で富士宮市に来ています。曇っていて富士山はあまりクリアに見えませんが、それでも朝富士市の街を10キロほどジョグ。気持ちいい朝でした。

さて、3月から欧州系企業の再生案件にファイナンス領域の責任者として関与していますが、やっぱり自分の「できる(Can)」領域はファイナンスだという事を実感。その一方で新しい産業を生み出したり、ゼロからイチを生みだすアントレプレナーシップに対する思い=「やりたい(Will)」領域が強いという事も実感。そのはざまでこれからどうしよう・・・なんて悩むこともあったのですが、その答えのようなものがありました。

それはその名もずばり「Entrepreneurial Finance」。神戸大の怱那先生が積極的に発信していますが、これは一つ自分の極めたい領域になるのかもしれないという予感がしています。
[http://www.b.kobe-u.ac.jp/~kutsuna/entre/vf.html:title=http://www.b.kobe-u.ac.jp/~kutsuna/entre/vf.html
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怱那先生のスタンスはよりIPOやエグジット先にありきのVC側ですが、もっとアントレプレナー側、つまり非公開、NPO系、想い先行の緩やか成長系企業も含めて創業時のカオス状態の中でファイナンスやコントロールという観点でリードできる領域というのがないのかな、なんてちょっと思ったりしています。これは個人的に研究していきたいですね。なんて個人的見解でした。