LIXIL社長が語る"健全な"会社の壊し方(東洋経済オンライン)

昨日は監査で遅くなってしまったので、初めて職場から自宅までの帰宅ランを実施しました。距離としては12キロくらい。ちょうどいいですね。通勤とトレーニングを兼ねてたまにやろう。


さて、東洋経済オンラインにLIXIL藤森社長のインタビューが出てましたが、とても面白かったのでご紹介。トップの迫力というものが紙面を通じて伝わってきました。この緊張感がいいですね(外野的意見か?ww)
【LIXIL社長が語る"健全な"会社の壊し方】


響いた言葉をいくつか。
「3年でメドが立たないものは、5年経ってもダメですね。」
「変革を起こせない経営者ははっきり言って失格です。」
「弱いところを直すより、自分の強みで勝負する方が勝ちやすい。」


中でも面白かったのが、変革を起こすために鍵になるポジションに外部からどんどん人材を引っ張ってくる。LIXILグループの経営チームの紹介を見るといろいろな企業から、それも社長経験者をどんどん引っ張ってくる。まさに藤森さんがやりたいことを実現できる人を世界中から集めてくる、という感じなんでしょうね。


経営チームは、まず「何をするか(What)」から始まって、戦略として「どうするか(How)」が決まる。そのうえでそれができる人(Who)を集めてくる。目的ドリブンのプロジェクト型経営チーム。社内の人間で誰がいるか(Who)、そのうえで何ができるか(How)ではないというところが一つのミソでしょう。まあ、書いているととっても当たり前に聞こえますが、しがらみだの過去から引きずった人事制度だのでそうできない企業が多いのも事実。


だとすると私たち個人にとってのキャリアパスというものも当たり前の話だけど社内での昇進の延長線上にマネジメントキャリアというのが期待できにくくなる。特に閉そく感が漂って「破壊的に」変革しようとすればなおさらプロジェクト型マネジメントが必要になりますからね。


会社の枠を超えた実績、どこでも使える力というのがますます必要になってきますね。