米AT&Tが衛星放送のディレクTV買収で合意−約4.9兆円(Bloomberg)

今週末はグロービス経営大学院の卒業式でしたね。僕は参列できなかったのですが多くの方のTLにその様子が流れてきました。ご卒業おめでとうございます。創造と変革の志士として、社会にて大活躍されることを祈念しております。僕もがんばるぞ!


さて、本日は大きなニュースが飛び込んできました。AT&TがDirect TVを480億ドル(4.8兆円)で買収するというもの。認可が下りるまで時間がかかりそうですが、かなり大型のM&A案件ですね。
【米AT&Tが衛星放送のディレクTV買収で合意−約4.9兆円 】


細かい話は専門家の方にお譲りしますが、コンセプチュアルには通信インフラのAT&Tと、放映コンテンツをもつDirecTVの双方の思惑が一致、相互の強みを持ち寄って課題を解決できる合併ということなんでしょうね。


米国の株式市場は堅調でS&P500のインデックスもきれいな右肩上がりの直線ですが、AT&Tはずっと横ばい。あまり投資家もAT&Tにはリターンを求めてないのかな、と思いつつもβ値は0.85と、それなりにリターンを要求しているようなので、今回のM&Aというのはそんなフラストレーションをもった株主に対する一つの姿勢と見てもいいのかもしれません。それにどのように反応するのか、今日の市場を見てみましょうかね。