半分あきらめて生きる(内田樹の研究室)

昨日は代々木公園内のフィールドでランの練習。徹底的に追い込みました。そうしたら今まで足を踏み入れなかった世界に身を置くことができました。そこから過去の自分を見ると、それまでの悩みが小さく見えました。成長するってそういうことなんだろうな。


さて、今日は内田樹さんのコラムが面白かったのでご紹介。ちょっと長文ですけどね。タイトルに釣られて読んでみたら面白かった。
【半分あきらめて生きる】


まあ、心に残るポイントや響くポイントは人によって異なるのでしょうけれども、自分があっ、と思ったのは下記二つのポイント。


?真にイノベーティブな才能は、それまでの古い秩序を壊すわけであるから、既得権益層に妨害されて当然であり、その人の活躍をもろ手を挙げて歓迎するということはあり得ない、というもの。変革のシーンに身を置いている人にとっては響く言葉じゃないですか?


?現在の秩序が崩壊した時のことに備えて準備している人は、今のシステムで人々がありがたがっている様々な価値の追求を諦めている。破局的な局面でも揺るがない思想を持つ人が同時に現システムで「富貴」であることはありえない、というもの。挑戦者だからこそのトレードオフというものは、この言葉でスッキリした感じです。


諦めるというのは自分が挑戦すべき領域を明らかにすることでもありますね。なんか元気出てきたぞ。さ、ガンバろう。