管理職は現場主義では務まらない(日本経済新聞)

日曜日は友人の起業相談に乗っていたのですが、その話の流れでその人が今いる会社では一人ひとりの強みを明確にし共有し、誰もがそれを理解したうえでチームビルディングしているようです。へ〜、面白いなと思って買った本がこちら( ←Amazonのリンク)。また読んだら感想をアップしたいと思います。


さて、ちょっと前ですが星野リゾートの星野さんが日経新聞に面白いコラムを書いていたのでご紹介。
【管理職は現場主義では務まらない】


まあ、「現場主義」という言葉自体がビッグワードなので、どうとらえるかによって異論反論はあると思いますが。リーダーの仕事は意志決定することであるというくだりには大賛成。成果を生み出せるような意志決定につながらないのに現場に来られても迷惑でしかない。それが現場の正直な意見じゃないかな?


一方、いくら正しい成果につながりそうな戦略があっても、それに共感してもらって動いてもらって正しく遂行してもらえなければ成果は生まれることはない。人に共感してもらうためには、やはり信頼関係を作ることは必要だし、あの人は同じ方向を向いている、味方であると感じてもらうことは絶対に必要。だからこそManagement by Walking Around(MBWA)=現場を歩きまわってマネジメントするのは意味があると思う。 MBWAがあってこそ意志決定に必要な情報は上がってくるし、最初は対立する意見であっても議論を戦わせる環境が持てる。そういう意味での「現場を歩きまわる」事は僕は大賛成です。皆さんはどうお考えですか?