教え子より自分の子どもを優先?

この週末は講義とランニング漬け。横浜の都筑緑道という絶好のランニングコースをゆったりと走りました。なかなか心地よし。リピート決定。


さて、埼玉県の教員が自分の子供の入学式に出席するため自分の勤務先の入学式に出なかった事がおおいにニュースになってますな。関係ある人ない人(僕も含め)世論は喧々諤々となっております。
教え子より自分の子どもを優先?


いろいろBLOGOSでも取上げられてますがあまり納得感のあるものはない。これも「きれいごと」の域を出てない。自分だったらこうするのに、というアピールにしか見えない。


問題は二つかと思ってます。ひとつはどれだけ事前のコミュニケーションとネゴシエーションを成し遂げてきたのか、ということ。両方ともだいぶ前からスケジュールはわかっているはずだし、誰が批判的な見解を出すのかはわかっていたはず。もちろん身内の協力を取り付ける方法についてももっと考えられたのではないかな?と。それをすっとばしているからこんな問題になる。


もう一つは、周りが「教師たるもの・・・」なる理想論を押しつけがち。その結果教育の現場がどれだけ疲弊しているのか。その理想論や「正論」の悪影響に対してあまりにも感度が低すぎる。


まあ、こうしたニュースはいい議論の種になるのかもしれませんね。