他にないものを作れば、世界中から発注がくる(DIAMONDハーバード・ビジネスレビュー)

今の環境に飛び込んで1カ月がたちました。自分で会社を経営していた時に比べて「お伺い」を立てることが多く、意思決定までのスピード感にとまどっていましたが、物事は一人では成り立たない。そう考えるとそのかかる時間も事をなすために必要な投資なのではないかな、と思うようになりました。もちろん速くできることは速くしたほうがいいですけどね。スピードとコンセンサスの両立が組織力


さて、今日もDHBRの記事のご紹介。このコラムでも何度か書いてますが、スタートアップのための壁が本当に低くなっているのを感じます。
他にないものを作れば、世界中から発注がくる


「家電はレゴブロックのようになっています。(中略)レゴブロックがモジュールを指していて、そのモジュールをソフトでつないであげると、世の中になかったものができました、となる。」これ真実。創造と変革の志士においては本当にチャンスが大きい世の中になりましたね。


ただ今までにないものを作る、というよりも、顧客の消費者行動(ハビッツ)は同じだけど、その裏で走っているシステムや思想が違う、というのがキモかな、と思ったりもしてます。たとえばテスラの電気自動車。もうあれなんて「自動車」の形をしているし、実際僕らも「自動車のような使い方」をするけれども、中身はコンピュータですよね。ソフトウェアをアップデートするとどんどん進化する「自動車」。少し前の事例ならiPhoneもそう。「携帯電話」の形をしているし、そういう使い方から入るけど、全く思想やシステムが違う、というもの。


こういう見た目は「ちょい違う」だけど根本的に「全然違うもの」というのが新しいビジネスチャンスだったりして、なんて思ったりしてます。