インドのネット通販売上高、3年で3倍増へ―8000億円超の予測(THE WALL STREET JOURNAL)

昨日の朝、オペラ歌手と事業開発の足のわらじをはく(それも両方ともグローバルでトップレベル!)事業家の方のお話しを聞いてきました。そこでの学びは、「『失敗』というのは自分の主観が定義する」ということ。ある人にとっては生命の危機と思える失敗も、別の人にとってはとるに足らない事にしか思えない。当然後者の人のほうが大きく冒険ができる。その「許容範囲」を決めるのは修羅場体験の大きさと多さなのだろうな、と。確かにその人の修羅場体験は自分とは比較にならないくらい大きくて多い。40代になっても攻め続けたいものです。


さて、今日はWSJの記事をご紹介。インドではネット通販が今後3年で3倍の規模に膨れ上がると予想されるそうです。数値で書くと無機質ですが、その場に身を置いたらまさに爆発している市場に身を置いている感じなんでしょうね。
インドのネット通販売上高、3年で3倍増へ―8000億円超の予測


ネット通販の成長は、サービスももちろんですがそれを支えるインフラ面が大きいですよね。いろいろと調べてみると、国内輸送インフラ網およびそこに乗っかる輸送手段などは、日本に比べればまだまだだけれどもだいぶ整理されてきたとか。そういう要素も大きく影響しているのではないかな。いずれにしても今が旬ということなのでしょうね。


話は変わりますが、タイのバンコクで新規事業を立ち上げ、3年で一つのめどが立ったので今度はジャカルタで起業する友人と昨日久しぶりに話をしました。彼が言っていたのは、バブルを知らない世代には、今の日本は後ろ向きの話しかない、我慢しかない、でもASEANは数年先がとってもバラ色な将来が待っている。だから何をするにしてもワクワクするんだ、なんて言ってました。生活できる、とかちょっと儲かった、とかではもう満足できず、大きく挑戦したいと言ってました。非常にきらきら輝いてましたね。


自分の手で何かを作り上げるという覚悟はとっても重要だけど、外部環境という「追い風」にいかに乗るかというのもとても重要なのだろうな、と改めて思った次第です。