パナソニック、自動車関連製品や機内娯楽システムを前面に(THE WALL STREET JOURNAL)

昨日はメンター的な先輩経営者と会食。すっかり気持ちよくなって飲み過ぎてしまいました。月曜日の断酒が台無しですw


さて、今日はWSJの記事をご紹介。パナソニックの主力ビジネスがシフトしているというお話し。その他にも今日はソニーがPC事業を売却するなんていうニュースも出てきましたね。ちなみに記事の後半は重複していてちょっと読みにくいですw
【パナソニック、自動車関連製品や機内娯楽システムを前面に】


この記事を読んで感じたのが二つあります。
一つは、めまぐるしくビジネスが変わっているのに、人の流動性はそれほど動かないというところに大きなギャップがあるのではないか、ということ。前も書いたことがあると思いますが、いわば野球チームがサッカーをやろうと言いだしたわけですから、その競技に合った人材を可及的速やかにそろえないと戦えないということ。パナがどうだとか言うのではなく、日本企業全般に言える一般論として。


もう一つが、かじ取りをするときは現実を直視し、将来を客観的に見通さなければいけないな、ということ。あたりまえのように聞こえるかもしれませんが、とかく意思決定をする際に「自分の見たい将来を描く」傾向があります。過去こういうペースで成長してきたからこの事業を核にしよう、核にできる!なんていう話ですが、前提にあるのは将来も成長し続ける「だろう」という願望が多大にはいりこんでいる可能性があります。これをしてしまうと確実にメガネは曇ります。