■2012.12.27

おはようございます。鷲巣です。
昨晩は久々の皇居3周(15km)、仲間のスタートに遅れたので挽回してスピードアップしたら、見事なる筋肉痛でございます。ま、これも心地よい痛みということで・・・

気にはなっていたのですが、やはり大炎上だったようですね。先日の「フレックスタイム廃止」でも議論になっていた某商社社長のコラムです。
http://president.jp/articles/-/8136

twitterやblogなどで様々な反論や批判が展開されておりますが、感情的に個人批判したり、ジェネレーションを異とする自分たちの感覚との遅疑を持って「古い」とか「団塊テンプレ」と断言するのも多く、あまりいい反論というのには出会えていないな、という感覚がありますね。

今回の発言で大いなる問題だと個人的に思うのは、「多様性」に対して真っ向から否定的であるということ。前回のフレックスタイム廃止も同じでしたが、組織力強化を単一化・均質化で図ろうとしているアプローチでそもそも大丈夫か、というところであります。

多様性こそイノベーションの源泉である・・・これはもはや自明のことでもありますが(詳しく知りたい人は米国のデザイン会社、IDEOの創業者であるトム・ケリー氏が書いた著作「発想する会社」http://ow.ly/gmYrp をご参照ください)、それでもなかなか多様性ある組織に昇華できていない組織が多いのは、単純にそれまでのやり方を変えることが面倒であり、大変であり、失敗する可能性を秘めているからです。その一方で、グローバルで個人や組織とつながる中で、多様性を認めることができないと、孤立してしまうリスクというものもあるわけですよね。どちらのほうが賢い選択なのか・・・少し考えればお分かりいただけると思います。

良い一日を!