■決断をするために重要なこと

思い当たる節があっていろいろ調べてみたら、やはりありました。「決断先延ばし症候群」について書かれた記事が。
http://bizmakoto.jp/bizid/articles/0804/11/news073.html

かれこれ10年以上大企業・中小企業問わず、意思決定者のそばで仕事をしてくると(まあ、自分自身も意思決定者なのですが)、よい決断者・悪い決断者というものがわかってきます。経験則ではありますが、よい決断者というのは、決断をする場で3種類の答えしか出すことがない。その3種類とは、

・Yes(やりましょう)
・No(やめましょう)
・Pending(○○という情報=判断材料がないので、それを待って決断)

の3つ。特に重要なのが最後の「pending」で、確かに決断先延ばしなんだけど、そこには明確にコレとコノの情報があれば決断できる、という意思がある。悪い意思決定者はたいていの場合その判断軸を持たずに先延ばしする。これって決断をする勇気がない、単なる臆病なだけなんですよね。情報なくして、時間が決断を促してくれるわけではないのに・・・

CRTで「枠組みが重要」ということを耳にタコができるほど聞いたと思いますが、結局イシューに対して結論を出すために、何が論点なのか、先に決めていれば実はその材料が整えば決断できるわけです。そういう意味でも「枠組み」が大切なのです。