■働くということの意味

昨日の再会が、なかなか時間がたつほどに感慨深くなってきた・・・

昨日は恵比寿でEgg Forwardの代表・徳谷くんとランチ。徳谷くんとは、かれこれ7年ほど前に、まだ彼が大学生だったときに出会った。かつて僕は10年ほど前からたった数年間だけど、関西の知的好奇心あふれる大学生の勉強会をサポートしたことがあって、徳谷くんはその参加者・・・というわけ。その後彼は大学を卒業し、コンサルティング会社に就職、海外事業部を立ち上げたりとアグレッシブに活躍していたのだけれども、この夏に退社してEgg Forwardという会社を創立した。Japanese Venture Spritsの「注目のベンチャー企業」にも取材されているので、ぜひ一度徳谷くんの活躍を見てほしいな、と思う。
http://jayvs.jp/archives/285.html

実は最近になって、徳谷くんはじめ、かつて一緒に勉強した仲間と再会する機会が結構ある。会うだけでなく、一緒に仕事だったり、プロジェクトになったりすることもある。あの時大学生だったみんなも、10年近くたって、30代に突入し、それぞれの分野でいろいろな経験や実績を積んでいたりする。みんなの話を聞いていると、やはり当時から目立っていたその才能や人柄の片鱗がどんどん円熟していっているのを確認できてとても刺激になる。僕も頑張らないと!という気分になる。それが第一の喜び。

そして第二の喜びは、「いや〜あの時楽しかったですね。あの活動が僕の原体験ですよ」なんて言葉をいただいた時。本当にうれしくなる。ほんのちょっとくらいは、みんなの人生におけるきっかけになったとするのであれば、そんな幸せなことはないと思う。改めて、やっていてよかったな〜と思う瞬間。そしてこれからも続けたいと思う。

何のために働くのか・・・人さまを幸せにしたいなんて、おこがましいことは言えないけど、一生懸命取り組んだことで、結果としてだれかの一歩を踏み出すきっかけになっていたのであれば、そんな喜びはない。その喜びのために、僕は働くんだろうな・・・