ヤフーが始めた“ご当地”ネット通販の新味(東洋経済オンライン)

昨日からグロービスの2014年1月期がスタート。まずは久々のクリティカルシンキングから。今シーズンも多くの人たちと知的バトルロイヤルができるのが楽しみです。


さて、今日は東洋経済オンラインでYahoo!のeコマース革命に関する記事が興味深かったのでご紹介。


【ヤフーが始めた“ご当地”ネット通販の新味】


まさにもう個人の作り手と個人の買い手が直接結びつく時代。モノさえあれば商売できる。まあ、何度もここで書いてきましたから、もう耳に(目に?)タコ状態ですけどね。スミマセン・・・


僕の疑問は、Yahoo!楽天amazon、価格comでもいいんだけど)の存在意義は?ということ。実は個人と個人が結びつくときに、モールが果たすべき役割は大きく変わってくるのでは、と思ってます。商品が有名なナショナルブランドで、それを取り扱う店が多ければ、ポイントや価格でフィルター掛ければ一番いい条件を出すことができる、というのはひとつの方法。でもそんな勝負は出店者は誰も望んでいない。実際ネット通販業者は楽天での出店に積極的でないところは多い。


昔の楽天は、簡単に出店できますよ、店舗も簡単に設計できますよ、なんて言ってたしそれが価値だったけど、今はカラーミーショップ使えばHPも決済も商流の管理も自由自在にできる。強いて挙げれば物流がボトルネックですかね。でもそれも代行してくれる業者はいっぱいありますから、探す手間さえかければ本当に簡単にできるわけです。


本当に必要とされているのは、作ることはできるけど売ることを知らない人にとって、一緒になって多くの人に認知をしてもらう、共感をしてもらう、試してもらうという一連のプロセスを作るところなんじゃないかな、と思うわけであります。ベタだけどそこがビジネスチャンスなのではないかと。