■ZooMark雑感

遅くなったが5月10日、11日とイタリア・ボローニャで開かれたペット関連用品の展示会、ZooMarkに参加してきたときのレポートを簡単に。

世界最大級の展示会はドイツ・ニュルンベルグで開催されるInterzooであるが、この開催は2年に1度。その裏の年に開催されるのがボローニャでのZooMarkである。規模としてはInterzooに比べると小さい。というか、僕はInterzooに行ったことはないし、ZooMarkも今回が初めてなので比べることはできないが。

世界規模の展示会ということだが、中心になるのはヨーロッパのブランド。ことフードに関してはイタリアの品質基準が非常に高いということで期待していったのだが、ユニークだったのはUK系でいくつか、そしてスペインのブランド。この辺はまた話が進んだらまたご報告ができればと思う。

UK系はフレッシュミート(生肉)への傾向が顕著。栄養価を取るためにミールを使うのがこれまでの常識だったけれども、嗜好性の面だとフレッシュミートが有利。それはNOW FRESHを見ていてもよくわかる。このトレンドはUKのみのものか、それとも世界的なトレンドか。確信はないけれども、後者のような気がするね。アメリカ系の会社もフレッシュミートを検討しているところがちらほら出てきているようだし。

こういう展示会に来ると世界的なトレンドを体感できる。そして、また海外がぐっと近づいて見える。この距離感が縮まった感覚がとても好き。それが僕の目を海外に向けることなのかもしれない。